アーカイブ | 5月 2016

  • インフルエンザ菌速報とタミフルやカロナールの治療

    インフルエンザにかかったときには、38度以上の高い熱が出るほか、のどが腫れて食べ物がのどを通らなくなったり、せきがひどくなったり、関節や筋肉が痛んだりします。これらは突然に発症し、熱で意識がもうろうとすることもあるため、たいへんつらいものといえます。 国立感染症研究所では、インフルエンザウイルスが蔓延しやすい時期になると、どのようなタイプのウイルスが全国的に検出されているのかを速報としてとりまとめて公表しています。速報は当年度のものだけでなく、過去のものも閲覧できますので、年次的な比較をすることも可能です。これらの速報は国立感染症研究所のホームページからアクセスすることができます。 国立感染症研究所の速報によって情報がつかめたら、できれば深刻な流行になっていない時期に予防接種を受けておくことが望まれます。ただし、予防接種の効果は年齢層によってもかなり異なるため、予防接種をしたとしても、インフルエンザにかかってしまう場合はあるものです。 インフルエンザにかかった場合、抗インフルエンザ薬であるタミフルなどを服用すれば、ウイルスが体内で増殖するのが抑制されますので、治りが早くなります。タミフルは通常はカプセルタイプのものを口から水で飲み込むことになりますが、子ども用にはドライシロップという甘い味がついた飲みやすいものもあります。 インフルエンザで高熱が出て下がらない場合に、タミフルのほかにもカロナールのような医薬品が処方されることがあります。カロナールの主成分はアセトアミノフェンとよばれるもので、発熱や頭痛に対して効果を発揮します。インフルエンザはいったん高熱が出たのち、熱がひいてから他の症状もおさまるという経過をたどりますので、カロナールも基本的には38度以上の熱が出たときに服用します。